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*アーカナイト・マジシャン/(スラッシュ)バスター:Arcanite Magician/Assault Mode 効果モンスター 星9/光属性/魔法使い族/攻 900/守2300 このカードは通常召喚できない。 「バスター・モード」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。 このカードが特殊召喚に成功した時、 このカードに魔力カウンターを2つ置く。 このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、 このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。 このカードに乗っている魔力カウンターを2つ取り除く事で、 相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。 また、フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、 自分の墓地に存在する「アーカナイト・マジシャン」1体を特殊召喚する事ができる。 解説 関連カード /バスター バスター・モード アーカナイト・マジシャン メガトン魔導キャノン おジャマ・デルタハリケーン!! 死の合唱 大革命 漏電 ゲーム別収録パック No.14553285 DS2011パック:パック:CRIMSON CRISIS(P)11 PSPTF6パック:パック:-(P)TF6 WiiDT1パック:パック:-(P)DT1 XBOXLiveパック:パック:-(P)XBL1 DS2010パック:パック:CRIMSON CRISIS(P)10 PSPTF5パック:パック:-(P)TF5 DS2009パック:パック:CRIMSON CRISIS(P)09 PSPTF4パック:パック:-(P)TF4 DS2008パック:パック:-(P)08 PSPTF3パック:パック:-(P)TF3 DS2007パック:パック:-(P)07:-(P)07 DS SSパック:パック:-(P)SS DS NTパック:パック:-(P)NT PSPTF2パック:パック:-(P)TF2 PSPTF1パック:パック:-(P)TF1 PS2TFEパック:パック:-(P)TFE YOパック:パック:パック51(P)YO OCGパック:パック:CRIMSON CRISIS(OCG) ご購入はこちら クリック! 遊戯王&トレカ販売 カード&ホビー「KeyGrip」
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ビフレスト04F:トランサー:シャイン・マジカル 解説:レベル20/レシピ代0400DP 【光メタビート】デッキ。 攻略 ※旧作リスト。編集待ち 合計40枚+00枚 上級02枚 サイレント・マジシャン LV8×2 下級17枚 異次元の女戦士×2 オネスト×2 サイレント・マジシャン LV4 シャインエンジェル ライオウ×2 ライトロード・ハンター ライコウ×2 ライトロード・モンク エイリン×2 ライトロード・マジシャン ライラ×2 魔法12枚 打ち出の小槌 シャイン・キャッスル 洗脳-ブレインコントロール 団結の力 テラ・フォーミング 天空の聖域×3 天使の施し 早すぎた埋葬 光の護封剣 ライトニング・ボルテックス 罠09枚 神の宣告 攻撃の無力化 天罰 盗賊の七つ道具 トラップ・ジャマー 万能地雷グレイモヤ 光の召集 マジック・ジャマー リビングデッドの呼び声 エクストラ00枚
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10.ジェリーフィッシュの入り江 [このページを編集] 詳細 No ステージ名 階層 出現モンスターパターン EXP ドロップアイテム 10-1 海月ヶ浜 5 ゴブリンシャークLv.29,リザード・マジシャンLv.30,ゴブリンシャークLv.29 590 ウェイブ石 10-2 星砂の浜辺 5 リベーラ・カプラスLv.34×3 636 ウェイブ石 10-3 エフィラ海岸 6 ゴブリンシャークLv.29×3リベーラ・カプラスLv.34×2,ソルジャーアントLv.32 540660 ウェイブ石 10-4 海月舞う浜 6 ゴブリンシャークLv.29×2,フロートジェルLv.34 572 エフデクラゲウェイブ石 10-5 流木の砂原 7 リベーラ・カプラスLv.34×2,ソルジャーアントLv.32 660 ウェイブ石 10-6 海賊の隠れ家跡 7 ソルジャーアントLv.32×3リザード・マジシャンLv.32×3 710688 エフデクラゲウェイブ石 10-7 シブリズ珊瑚 7 ゴブリンシャークLv.29×2,ロックタートルLv.35 639 ウェイブ石 10-8 カナリー湾岸 8 ロックタートルLv.35,リザード・マジシャンLv.30フロートジェルLv.34×3,リベーラ・カプラスLv.34×2ソルジャーアントLv.32×2,フロートジェルLv.34シーギャングLv.38,ゴブリンシャークLv.29【BOSS】月のアプレンティナLv.40 5091059685401273 エフデクラゲアクアドロップ 必要レベル 30~35 必要カルティア 全体回復できるカルティアがあればかなり楽になる! BOSS攻略 かなり俊敏が高い!俊敏280の仲間を入れていても先制攻撃される!!! ただ敵は1体だけなのでナニなどの回復カルティアがいれば9面のBOSSより簡単でしたw 情報提供お願いいたします! -- 管理人 (2013-01-15 09 46 43) 名前 コメント
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ブラック・マジシャンガール 星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700 効果モンスター/Celtic Guardian お互いの墓地に存在する「ブラック・マジシャン」「マジシャン・オブ・ブラックカオス」1体につき、 このカードの攻撃力は300ポイントアップする。
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戻る マジシャン ザ ルイズ 進む マジシャン ザ ルイズ 3章 (26)ゲット・ア・チャンス 「どうやらお疲れのようですな」 そう彼女にねぎらいの声をかけたのは痩せ過ぎの体型に頭髪も髭も真白な男であった。 聖職の身であることを示す教会のローブに袖を通しているその男は、その実四十路であったのだが老け込んだその容姿も合わさって、ときに人々から「鳥の骨」と呼ばれることもあった。 彼の名前はマザリーニ、ロマリアの教皇より任命された枢機卿であり、先王の崩御以来政務の多くを担っているトリステインの事実上の宰相にあたる立場の人間である。 一方マザリーニのその言葉に答えたのは、張りのある透き通った美しいガラス細工のような美声。 「いいえ、このくらい何でもありません」 彼女こそは城下でその二つ名を知らぬ者がいないこの国の王、誓約の女王アンリエッタ。 トリステインの真珠と称えられた美貌は人々を率いる王として即位してなお損なわれることは無く、むしろより一層の輝きを放っているようだった。 その女王がマザリーニに向かって柔らかく微笑んだ。国民を安心させる暖かな笑みだ。 けれどその微笑みの中に混じる小さな陰りを彼は見逃さない。 長くその傍に仕え、その苦楽を見てきたマザリーニにとってアンリエッタは娘にも等しい、彼女が悩みを抱えていることが分からぬほどに彼は人肌を失ってはいなかった。 「まだ、モット伯爵の報告のことを気にしておられるのですかな?」 はっとした顔でマザリーニを見上げるアンリエッタ、その反応こそが彼の言葉を何よりも雄弁に肯定していた。 「あなたには敵いませんね」 「いえ……、長い付き合いに、なりますからな」 ため息を一つ吐き出して、胸の前で腕を組むアンリエッタ。 「これで、良かったのでしょうか」 「他に方法はありませんでした。何より結果的にも最上策であったと思われます」 あの日、夜明け近くに王城への帰還を果たしたアンリエッタ達を迎えたのは、覚悟していた敵の矢ではなく、勝利を称える人々の発する歓喜の声であった。 側近達の反対を押し切り、特に足の速い数隻のフネで編隊を組んで王城へと急いだアンリエッタは、正直なところ既に王城は陥落し敵の手に落ちていることを半ば以上覚悟していた。 だがしかし、タラップから降りた彼女を出迎えたのは涙を流して「トリステイン万歳」「ブリミル万歳」と叫ぶ貴族、兵士、そして王都の住民達。 理解が追いつかずに呆然とするアンリエッタであったが、その横に立っていたマザリーニはとっさに状況を判断し、人々に向かって大声でこう宣言した。 「皆の者!始祖の加護により危機は去った! 我々は勝利したのだ!」 あの時の大歓声を、アンリエッタは生涯忘れることはないだろう。 入場したアンリエッタ達は表面上は落ち着き払った態度を貫き、自分たちは事態の全てを掌握しているというふうを装いながら、全力で状況を把握するために情報を収集した。 そうして上がってきた膨大な報告の一つが、モット伯爵の報告書であった。 あまりに荒唐無稽として、分析担当によって重要度低しと判断されたそれを偶然マザリーニが発見し、直ちにアンリエッタに報告された。 南部戦線においてモット伯の報告がアルビオン出現の最初の一報となったことを知っていたアンリエッタとマザリーニは直ぐに彼を王城へ招集し、彼自身の口からことの顛末を報告させたのであった。 そうして彼女らは飛翔艦ウェザーライトⅡ、アルビオンの不死者の軍団、祖国を救った聖なる光、始祖の生まれ変わりである少女の存在を知ったのだ。 今、アンリエッタが思い悩んでいるのはその中の一つ『始祖の生まれ変わりの少女』についてである。 モット伯爵はそれがヴァリエール公爵家の末娘であると興奮を隠さずに報告した。 ヴァリエール公爵家の末娘、つまりはルイズである。 普段であれば一笑に付して取り合わないような報告であったが、それ以外の独自に集められた情報と照らし合わせるに、モット伯爵の報告は信用するに足るものであると判断が下された。 アンリエッタは南部戦線で受けたアルビオン奇襲の急報よりも衝撃を受けることはあり得ないと思っていたのだが、これはあっさりと覆された。 一体誰が自分の幼なじみが一晩で救国の英雄になっていたなどという事態を予想できるであろうか。 そして更にはアカデミーに運び込まれたルイズが原因不明の昏睡状態に陥っているという事実は更なる動揺を彼女与えた。 次々と明らかになる真実に衝撃を受け、顔色を失うアンリエッタに、マザリーニは更なる決断を迫った。 それはアンリエッタの女王即位、そしてルイズではなくアンリエッタ自身が、始祖の祝福と加護を受けたと発表するというものだった。 当然、幼なじみの功績を自分が横取りするような真似は出来ない、アンリエッタは進言の後者を退けようとした。 だが、マザリーニは新女王が始祖の加護を持って奇跡を起こしアルビオンを撃退したとすることの政治的な重要な価値と、 そうすることで他国の諜報員や国内の不穏分子の目から、ルイズへと向かう注意を逸らし、それが結果として彼女の身の安全に繋がると説得した。 そして、アンリエッタは悩み抜いた末にマザリーニの意見を受け容れた。 女王の承認が降りてからは城下や国外に向けて表から裏から、総力を挙げての情報操作が行わた。 こうして行われた女王即位式典とパレード、国中が浮かれていた裏では、関係者達の血を吐くような情報戦が繰り広げられていたのであった。 「まだヴァリエール家のご息女の功績を奪ってしまったことをお気になされているのですか?あれは彼女の為でもあったのです」 そう言ってアンリエッタの背負う重責を、少しでも軽くなるように気をまわすマザリーニ枢機卿。 アンリエッタは彼のそんな気遣いを理解しながらも、顔を曇らせたままだった。 俯くアンリエッタ、それを見ても何も言わないマザリーニ。 「……」 「……」 両者の間にしばしの沈黙が流れた。 マザリーニは、この若く新しい女王が真に悩んでいることを推し量るため。 アンリエッタは、これから自分が口にする、口にしなくてはならないことの、あまりに重い責任を感じて。 「私は……」 「はい」 「私はルイズに、戦争に加わって戦地に赴くようにと、……そんなことを彼女に言わなくてはならないのでしょうか」 答えようとして口ごもるマザリーニ。 彼の中の聖職者としての部分、人間としての部分、そして政治家としての部分、それぞれがせめぎ合った一瞬の沈黙。 そうして出た結論。十代の娘に背負わせるには余りに重いそれを伝えようとしている自分の残酷さに、彼は吐き気をもよおした。 「はい、その通りです。陛下」 ――ケチがついたのはいつの頃だっただろうか。 執務室でアンリエッタが暗澹たる思いにかられていた時、別の場所でも深く消沈している者がいた。 城下を騒がした罪人、女盗賊『土くれ』のフーケがしっかりとした実務的な作りの椅子に腰掛けている。 場所はトリスタニアの王城、その一室。 その広く奥行きのある部屋には赤いカーペットが敷かれ、その上には十人以上が座れる円卓が据えられている。 普段から少人数での会議が行われている部屋なのだろう。他の部屋のような華美は装飾は控えられている。 卓についているのは魔法学院長オールド・オスマン、教師コルベール、男子生徒のギーシュ、女子生徒のモンモランシー、タバサ、ルイズ、ウルザ、フーケ、モット伯爵、エレオノール。 フーケにとって天敵とも呼べる、貴族達の主人の居城のその一室。 彼女は一体どこからやり直せば今よりマシになっていたのかを考えていた。 間違いを犯したのはどこだったか。 そもそもトリステインに来たことだろうか? それとも学院に潜り込んでロングビルを名乗ったことか? 『禁断の剣』なんてうさんくさいものに目をつけたことか? 首尾良く盗み出したのに、欲をかいて使い方まで探ろうとしたことか? チェルノボーグでワルドに荷担すると決めたことか? ワルドの消息が分からなくなったのに姿を眩まさず、律儀にアルビオンに留まったことか? さっさとテファを連れて逃げれば良かったものを、決断を先延ばしにしてそうしなかったことか? 気色悪い使い魔のルーンとやらの移植を拒んだことか? 踏ん切りをつけてテファを逃がしたついでに、ガリア王弟の娘も逃がしてやろうとか、色気をだしたことか? それとも、あのフネの中で気味の悪い髭メイジとの取引に応じて『破壊の杖』を使ったことか? 考えれば考えるほど、どれもこれもどつぼに嵌る選択ばかりだったような気がしてきた。 頭をふるって頭を冷やす。ついでにテーブルに置かれていたカップを手に取り口元に導いた。 生ぬるくなった液体を嚥下するが、こんな時に味なんて分かるはずが無い。 最悪に最悪を塗り重ねて、自分は今ここに座っている。 いつ逮捕されて暗く湿ったあの牢獄に放り込まれてもおかしくはない。 変な動きを見せればすぐにでも兵士達が駆けつけて取り押さえる算段くらいはつけてあるだろう。 華やかなこの王城だって、一皮剥けば醜く汚らしい面が顔を出すに違いない。 面倒も厄介もご免被りたがったが、そういったたちの悪い連中に限って、頼んでもいないのに勝手にやってくるのだ。 何も自分の不運を嘆いているのではない。人生とはそうした糞食らえなものだってことを、フーケは人一倍知っている。 口を潤した液体が美味だったのか、もしくはそうでなかったかは分からない。ただその渋みは思考を切り替える契機にはなってくれた。 自分は生きている、このどうしようもなく腐った世界でまだ生きている。 世の中はろくでもなくて、泥と糞で出来ている。そんなことは百も承知だったはずだ。 それを、何をめそめそと泣き言ばかり唄ってたのか、そんなものは家畜の餌だ、くれてやれ。 自分は泣いて助けを求めるお嬢さんなんかじゃない、土くれのフーケなのだ。 だから考えよう、これからのことを。 出し抜いて、足をすくって生き残る。 最低最悪のこの世界、サイコロを振るのは自分という部分だけは気に入っているのだ。 両開きの会議室の扉が開き、そこから一組の男女が部屋に足を踏み入れた。 片や、光を浴びて朝露を反射させる白百合の風情、女王アンリエッタ。 片や、羽を閉じて縮こまった痩せこけたフクロウの風情、マザリーニ枢機卿。 この国の『政治』の頂点に立つ二人が現れると同時、部屋の空気がきりりと引き締まった。 席から立ち上がって臣下の礼を取ろうとするフーケを除いた出席者達を、片手を上げることでアンリエッタは留めた。 「そのままで構いません。煩わしい手続は省略して早速始めましょう」 言って自身も席に着く女王、そう言われては腰を浮かせかけた者達も、倣って着席する他になかった。 女王が円卓につく一方、彼女と共に現れたマザリーニは手にした書類を出席者全員の前に置いて回る。 そうして円卓を一回りした後に、マザリーニは女王にも同じものを手渡して、その隣の席に座った。 「皆さん、お手元に渡りました書類は宣誓書となります」 確かにそこには宣誓書と書かれており、その下にはびっしりと誓いの文言と、国家の法とが記載さていた。 「これから行われる諮問に対して、嘘偽り無く真実を語ることを始祖ブリミルに誓う形で書面にして頂きます。 この文章の正当性はトリステインとロマリア両政府がこれを保証し、枢機卿であるわたくしが立会人となります。皆さん文面を確認してから、本名にてサインをお願いします」 『本名で』という言葉をいう際にタバサとフーケを見やるマザリーニ枢機卿だったが、当の二人はどこ吹く風といった様子で顔色一つ変えていなかった。 「なお、この場での発言は全て自動筆記による記録が行われます。全員のサインが確認されましたら、私の方で自動筆記の魔法を発動させて頂きます」 とどのつまり、嘘は許さない、記録は全て残す、彼はそう言っているのである。 事前に円卓に準備されていたペンを用いて全員がサインしたのを見届けた後、マザリーニは再び円卓を一回りして宣誓書を集めた。 そのうちの三枚を特に注視する。 それぞれは末尾にウルザ、シャルロット・エレーヌ・オルレアン、マチルダ・オブ・サウスゴータと署名されていた。 タバサは兎も角、フーケの本名である『マチルダ・オブ・サウスゴータ』は国家であるアルビオンの保証を確認することができない。 確認がとれない以上この場でのフーケの本名についての追求は不可能である。 フーケがそのことに気づいていないとも考えにくい、ならばなぜわざわざ自分の弱点を晒してまで本名による署名を行ったのか?そんなことを考えて、この後の諮問が一筋縄ではいかない予感を抱きつつ、マザリーニは自動筆記の魔法を唱えた。 自動筆記が始まったことを確かめて、アンリエッタは宣言する。 「これより女王アンリエッタの名の下に、第三十一諮問会を開会します」 マチルダにとって、その運命を占う諮問会が幕を開けた。 賭けるチップは命と未来。イカサマ、はったり、何でもあり。 ―――マチルダ・オブ・サウスゴータ 戻る マジシャン ザ ルイズ 進む
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パック:パック29(P)YO:混沌を制す者(OCG) BEFORE:パック28(P)YO NEXT:パック30(P)YO 遊戯王:混沌を制す者(OCG) から 全50種収録。 実装日:2006年10月13日(金) 解説 ※チェック。修正待ち。 通常03種 おジャマ・イエロー おジャマ・ブラック 魂虎 効果??種 デス・カンガルー 赤い忍者 爆風トカゲ 強欲な壺の精霊 凶悪犯-チョップマン 大盤振舞侍 異次元の偵察機 怒れる類人猿 鬼ゴブリン 混沌の呪術師 カオス・ネクロマンサー カオスライダー グスタフ インフェルノ フェンリル ギガンテス シルフィード カオス・ソーサラー 紅蓮魔獣 ダ・イーザ レクンガ ロードポイズン ボーガニアン グラナドラ カオス・ソルジャー -開闢の使者- 混沌帝龍 -終焉の使者- 魔法15種 風魔手裏剣 凡骨の意地 野性解放 おジャマ・デルタハリケーン!! つまずき カオス・エンド カオス・シールド カオス・グリード 異次元の指名者 異次元の境界線 リサイクル 原初の種 サンダー・クラッシュ 次元の歪み リロード 罠08種 大火葬 残骸爆破 封魔の呪印 バベル・タワー 連鎖除外 重力解除 邪悪なるバリア -ダーク・フォース- エナジー・ドレイン ※OCGの同名パックとの差分 ※追加 通常(00種) 効果(00種) エクストラ(00種) 魔法(00種) 罠(00種) ※OCGの同名パックとの差分 ※削除 通常(01種) ビッグ・コアラ 効果(04種) 速攻の黒い忍者 ドリラゴ 放浪の勇者 フリード マジシャン・オブ・ブラックカオス※儀式 エクストラ(00種) 魔法(01種) 魂吸収 罠(01種) 宇宙の収縮
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戻る マジシャン ザ ルイズ 進む マジシャン ザ ルイズ 3章 (43)激突の報奨 空を、往く。 飛翔艦ウェザーライトⅡは、その翼に風を受けながらハルケギニアの最重鎮である人物の一人を乗せて、雲海の上を飛んでいた。 朝焼けの光を反射して輝く甲板は美しい。 しかし、眺めるだけなら心奪われるであろうそれも、実際にブリッジで舵を握る人間にとっては眩しいだけであったし、外の気温といえば人間が生きていくにしては少々過酷な温度であった。 他方、壁一枚隔てた外部の極寒に比べると、ウェザーライトⅡの内部の気温は人間が過ごしやすいように配慮されたものとなっていた。 魔法機を利用した冷暖房の空調が完備されているウェザーライトⅡの居住空間は、人間にとって快適な気温になるように調整されているからである。 それは季節や天候に合わせてその都度自動調節するといった代物であることからも、気の入れようが伺える。 あるいは制作者達の凝り性な性質がそうした部分に現れたといえなくもない。 その一室。 「……という訳だったのよ」 「どうでもいいけど、はしょりすぎだと思うわ」 ベッドと白い丸テーブルに同じ色の椅子二つ。 殺風景を通り越して、病的なまでに居住性に無関心なコーディネーターの偏執ぶりが伺える船室で、キュルケとルイズは向かい合って座っていた。 テーブルの上にはソーサーとカップがワンセット、そしてグラスが一つ。 その一方、湯気と香りが立ち上るカップを右手で持ち上げて、キュルケはそれに品よく口付けをした。 「何がはしょりすぎなのよ。きちんと説明したじゃない」 「全然説明になってないわ。教皇猊下を説得してご乗船頂いたっていうのは分かったけど、肝心のどんな話をして説得したかっていうのがすっぽり抜けてるじゃない」 そうなのである。 彼女が行った説明は結論・結果を報告しただけの簡素なもので、肝心の説得の内容や教皇の反応といったものに一切触れられていなかったのである。 元はといえばルイズがキュルケに『ロマリアで、教皇猊下にどんなことを話したの?』と尋ねたのが始まりであったのだが、キュルケはロマリアでの詳しい経緯についてはのらりくらりとはぐらかし続けていた。 「んー、それはねぇ……」 濁しながらも涼しそうな顔でカップを傾けるキュルケに、ルイズは相手に話す気がないことを見て取って、内心で嘆息した。 キュルケ達の会見の二日後、ウェザーライトⅡは都市ロマリアで教皇とその側近である数名の高位司祭を乗せて、トリステインへと進路を定めた。 本来はそのままガリアへと向かう手はずであったのだが、教皇がどうしても条約締結の場に聖女を、ルイズを出席させてほしいと言い出したのである。 このことに対して自身の決断で返答を返せないと判断したモットがトリスタニアにいる女王に判断を仰ぎ、その返答を受け取るために要したのが、先の二日という時間である。 結果として、女王アンリエッタはルイズを出席させることに同意の意を示した。 この判断は、もしものことがあってロマリア側からの『虚偽聖約』への弾劾があってはたまらないという側近達の政治的配慮もあったが、何よりルイズ自身の希望があったからである。 ルイズが何故ガリアへ行くことを希望したのか、そのことについて結局最後までアンリエッタに分からなかったが、そういうことならと彼女は渋々ルイズのガリア行きを認めた。 こうして、ウェザーライトⅡはガリアへ向かう途中、一度トリステインへと引き返して、そこでルイズを乗船させてからガリアへ向かうという航路をとることになったのであった。 「まぁ、色々よ。それより、あんたは何で今回の会議に出たいなんて言い出したのよ。別にこんなの面白いことなんてありはしないわよ? 大体の粗筋は偉い連中の間で決まってて、どうせそれをなぞるだけなんだから」 キュルケは素知らぬ顔で、ルイズの言葉に返す刀で聞き返した。 実際、話をはぐらかす以上に、キュルケはルイズにそのことを聞いてみたかったのである。 「ん……何でかしらね」 ルイズは疑問に疑問で返されても別段そのことを指摘せず、自分の前に置かれた、水の注がれたグラスを手にとって、それを口に含んだ。 今二人がいる船室は本来キュルケに割り当てられたものである。 当然二人の前に置かれているカップとグラスはキュルケが用意したものである訳だが、これは何もキュルケがルイズに嫌がらせをして水を出したというわけではない。 単にルイズはお茶より水が良いと希望しただけのことである。 「強いて言えば……自分の関わったことの、行く先を見てみたかったからかしら……」 ルイズは船室にただ一つある窓から、青く澄んだ空を見た。 その鳶色の目は何か遠いものを見ているようで、その実、何も映してはいない。 「アルビオンで、ニューカッスル城で、私が魔法を使ったりしなければ、ワルドはあんなことにならなかったかも知れない。 ワルドがああならなければ、世界中で起こってる悲劇は無かったかも知れない。そう思ったら、原因である私は、変化を、結果を、見届けなければならないと思ったの」 そして、ルイズは自らの言葉に、心の中だけで この命が尽きる前に と付け加えたのだった。 ガリアの朝は、その日も怠惰だった。 衣擦れの音。 高級感と壮麗さという概念をそのまま形にしたような立派な天蓋付きベッド。 その上で、もぞもぞと動くものがあった。 その朝、イザベラは得体の知れない息苦しさに目を覚ました。 まるで体の半身に何か上に重いものが乗せられているような圧迫感を感じる。 寝起き特有の、このまま目を閉じて再び眠りに落ちようかという甘い誘惑に、イザベラは『こなくそ負けるか』とばかりに負けん気を発揮して、ふかふかのベッドに横たわったままで首だけを曲げ、自分が感じている重量感の正体を目視した。 そこには自分の胸を枕にして寝ている、先日から同室同衾している義妹の姿があった。 「おい、シャルロット。朝だ。邪魔だ、頭をどかせろ」 その首に自分の右腕が回されて、アームロックのような形になっている状態を見るに、何とはなしに原因が自分にある気がしないでもないイザベラは、心持ち遠慮がちにタバサに声をかけた。 「……シャルロット。起きろ」 「………」 今や北青薔薇花壇騎士にして、ただ一人の女王の近衛騎士であるところのこの従姉妹が、優しく声をかけた程度で目が覚めるような神経の持ち主ではないことは、既にイザベラも重々承知していた。 むしろ二日目にして否応無く理解させられていた。 よって、声をかけたのはあくまで『優しくしましたよ?』というポーズであったし、自己満足程度の意味合いしかなかった。 だが、その声かけが災いしたのか、タバサはのっそりと体を動かすと、ますますイザベラの胸に顔をすり寄せてきた。 「ちょっ、こらっ! やめろ、くすぐったい!」 ちなみにイザベラは今、全裸である。 寝るときも全裸、それがイザベラのスタイル、イザベラ流。 よって鼻を擦りつけてくるタバサのさらさらとした髪が肌に、敏感な部分に当たって、とてもくすぐったい。 「やめ……」 タバサのそれは、止めろといって止める寝ぼけ度合いではない。 そうして存分にふるふると鼻を、頬を、寄せていたタバサは、ついにはイザベラの胸に吸い付いた。 イザベラの弾力ある果実に口づけて、舐めて、吸って。タバサは夢見心地のまま、存分にその感触を楽しんでいた。 流石にこの段に至り、イザベラの顔は真っ赤な憤怒の粧いに染まっていた。 「こんのっ!いい加減に……っ!!」 左手を、堅く堅く握り締めて、振り上げる。 目標は自分の右胸を涎でべたべたにしながら吸い付いている愚か者の後頭部。 掲げた拳を、勢いよく、振り下ろす 直前、手を止めた。 イザベラには別段にレズビアンのケはない。 タバサのそれで気持ちよくなったりなんてことも、勿論、無い。 それでも手を止めたのは…… 「母さま……」 と漏れた聞いた言葉と、その頬を流れた一筋の涙に免じてのことであった。 「………………ちっ」 落とし所を失った拳を、力なく降ろす。 そしてイザベラは「そんなこと言われたら、どうしようもないだろ。馬鹿が」と毒づいて、すらりとした両手・両足を伸ばして広げた。 仰向けの姿勢で深紅の天蓋を見上げて、イザベラはぼーっとした頭でこれまでのこと、これからのこと、今のことを考えた。 和解、協力。 どこへ向かうのか、これからどうなるのか。 普段なら考えないようなことを、考えてみた。 当然答えは出そうになかったが、その胸に感じるタバサの(ちなみにまだ吸い付いて離れない)ことを考えると、どうにかなりそうな気がしてきた。 と 「何してるのねこの性悪従姉妹姫はああああっっ!!!」 「あだっ!」 そこまで考えたところで、イザベラはその側頭部に激しい衝撃を受けた。 「だっ、だだっ!? なんだっ! どうしたっ!?」 絶叫、鈍痛、衝撃。 何一つ予想だにしなかった展開に、イザベラも驚きの声を上げる。 慌てて声の主を捜すと、ベッドの脇に、全裸の女が立っていた。 「!? 何者だ! 暗殺者か? この間のヤったディミトリス卿の手のものか!? それともテンプラード伯か? ウーノ伯か、ビエント卿か? そうか、されはその格好は尻の穴の小さいサンチェスのやつの手の者かっ!?」 「心当たりあり過ぎなのね、きゅいきゅい」 なんとか動転した気持ちを抑えつけて、改めてイザベラは全裸の侵入者を見た。 年齢は自分よりも少し、二つ三つは上だろうか。 背は高い、シャルロットは勿論自分より高い。というか平均的な女性のそれより少し高いくらいだろう。 胸も勿論相応にある。当然数年後には追い抜いている自信はあるが、癪なことには違いない。 髪は長く、その色は自分と同じ鮮やかな青。 それと、恐ろしく全裸。あえて言い換えるならマッパ。 そして右手には、そのへんで拾ってきたような飾り気のない野太い木の枝。 それで殴ったら死ぬだろと思いつつも暗殺者だから殺すつもりでそれを使うのは正しいとか、そんなことをイザベラは存外冷静な頭でつらつら思った。 「とにかく! 大人しくおねえさまを解放するのねっ!」 猛然一声。 人指し指をびっと突き出して、叫ぶ侵入者。 「……ああん? 姉さまだぁ?」 イザベラが誰だよと思う間もなく、素っ裸の珍入者がタバサの腕を掴んだ。 「いいから、放しなさいぃぃ!!」 細い腕でわりかしがっちりとイザベラの胴体に手を回しているタバサを、女はぐいぐいと力任せに引っ張った。 「ぐぁ、ちょっ、痛! やめ……」 「はーなーしーなーさーいーっっ!!」 タバサの胴体に手を回し、力一杯引っ張る女。つられて一緒に引っ張られるイザベラ。 そのままイザベラとタバサは、団子になったままでずるりずるりベッドの上を引きずられていった。 「の……っ! やめろって言ってるだろ……っ! この痴女っ!」 そうしてついに、ベッドから絨毯敷きの床へと引きずり落とされるに至り、イザベラのあまり頑丈ではない堪忍袋の緒がキレた。 「ちっ……! この誇り高き韻竜の眷属たるシルフィに、なんたる暴言なのね! このデコちんが!」 毛布ごとタバサと一緒にベッドから引きずり下ろされたイザベラが、執念深く絡みつくタバサの手を力まかせにふりほどいて、ゆらりとその場に立ち上がった。 「何度でも言ってやる! この、痴女! 痴女! 痴女! 変態! 露出狂!」 「な、なんてこと言うのねこのいじわるツリ目デ・コールピカリン姫は! 自分だってなんにも着てないこと棚に上げて!」 「ここはあたしの部屋だ! 人様の部屋で素っ裸なのと自分の部屋で素っ裸なのは全然違うんだよ!」 叫ぶイザベラ、吠える侵入者。 竜虎の激突を予感させる両雄の戦いが、今幕を開けた。 その朝、タバサが喧噪に目を覚ますと、そのぼやけた世界は逆さまだった。 否、逆さまなのは世界ではない、彼女自身である。 上半身だけが床にずり落ちて、しぶとく残した下半身だけがベッドの上。 上が下で、下が上、よって上下逆さま。ならば映る世界も逆さまなのは当然の理屈である。 眠い目を擦りながら這いつくばるようにしてなんとかベッドに戻り、そのまままた眠りにつこうという段で、タバサは目覚める契機となった部屋の騒がしさに、ふと気まぐれに注意を向けた。 そしてタバサは何事かを確認するべく、ベッド脇のテーブルに置いてあった眼鏡に、その手を伸ばした。 そして、寝ぼけ眼のタバサが見たものは…… 「い、ぃたあ! なんてことするのね! 頭突きなんてお姫様のすることじゃないのね! この似非王女!」 「だぁれが王女だ! あたしはもう女王だ! 分かったかこのうすのろトンチキめ! って、植木鉢を振り回すな!」 「きゅいきゅい! そこを動くななのね、鉢が外れるから!」 一糸まとわぬ姿で雄々しく闘う、二人の青髪であった。 真実とは得てして無慈悲である。 「………」 ああ、多くの人間が適うことなら関わり合いになりたくないと考えるその二人。 「………」 彼女たちは紛れもなく、タバサの見知った者達であった。 「………」 「きゅいきゅい! 髪を引っ張るのは卑怯なのね!」 「うおっ! やめろ! 噛むなっ! 放せこの……っ! ――上等だ、そっちがそういうつもりならこっちの毛も引っこ抜いてやるよっ!」 「………」 スクウェアクラスの風の猛撃が、二人を部屋の調度品ごと吹き飛ばしたのは、その少し後のことであった。 その眠りを 妨げるものに 報いあれ ――古の王の墓の前にて バッソ・カステルモール 戻る マジシャン ザ ルイズ 進む
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パック:つみたてまじかる 魔法使い族と魔力カウンターを発生させるカードを中心に収録。あのブラック・マジシャン関連のカードも入ってる。 混沌の黒魔術師を除けば専用デッキ以外ではあまり強力なカードは見られない。授業対策に連弾の魔術師が役立つぐらいか。 出現条件の1つは一石にかける青春のスコア。パートナーの癖を理解すれば比較的易しめのミニゲームだ。 モンスターカード ブラック・マジシャン スーパー ホーリー・エルフ ノーマル 炎を操る者 ノーマル 魔法剣士ネオ ノーマル 効果モンスターカード 王立魔法図書館 レア 幻影の騎士-ミラージュ・ナイト- ノーマル 黒衣の大賢者 レア 混沌の黒魔術師 ウルトラ サイレント・マジシャン LV8 ウルトラ サイレント・マジシャン LV4 スーパー 熟練の黒魔術師 ウルトラ 熟練の白魔導師 レア 闇紅の魔導師 レア バスター・ブレイダー ノーマル ハンニバル・ネクロマンサー ノーマル 黒魔導の執行官 レア ブラック・マジシャン・ガール ノーマル ブラック・マジシャンズ・ナイト ノーマル ブラッド・マジシャン-煉獄の魔術師- ノーマル 魔法の操り人形 スーパー マジシャンズ・ヴァルキリア スーパー 黒の魔法神官 ノーマル 魔導獣 ケルベロス ノーマル 魔草 マンドラゴラ ノーマル 魔導アーマー エグゼ ノーマル 見習い魔術師 ウルトラ 連弾の魔術師 レア 儀式モンスターカード 伝説の爆炎使い レア マジシャン・オブ・ブラックカオス ノーマル 融合モンスターカード 黒炎の騎士-ブラック・フレア・ナイト- ノーマル 超魔導剣士-ブラック・パラディン スーパー 炎の剣士 ノーマル 魔法カード カオス-黒魔術の儀式 ノーマル 騎士の称号 ノーマル 黒魔術のカーテン ウルトラ 賢者の宝石 ノーマル 千本ナイフ レア 死のマジック・ボックス スーパー 灼熱の試練 ノーマル 光と闇の洗礼 ノーマル 黒・魔・導 スーパー マジックブラスト レア 魔術の呪文書 ノーマル メガトン魔導キャノン ノーマル 竜破壊の証 レア 罠カード 奇跡の復活 ノーマル 漆黒のパワーストーン ノーマル 対抗魔術 ノーマル バベル・タワー ノーマル 魔力枯渇 ノーマル
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サイレント・バグ・ハザード R 闇文明 (7) 呪文 ■種族を2つ以上持つクリーチャーをすべて破壊する。 作者:宇和島 フレーバーテキスト サイバーランドに突如現れた神秘的な輝きを持つプレイヤー?。彼の持つ「大螺旋牙の杖」で、多くのプレイヤーが急激にレベルアップした。次第に彼は多くのプレイヤーから、生ける伝説と呼ばれるようになった。 収録 DMTend-07 「サイバーランド戦記 第3章 ディスペア・デザイア・デジタイザーズ」 評価 名前 コメント
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戻る マジシャン ザ ルイズ 進む マジシャン ザ ルイズ 3章 (48)戦いの火 トリステイン四万。 ガリア一万七千。 ロマリア八千。 それが地空合わせた、集結する予定の連合軍の全容であった。 「……壮観なものですね、これほどの船舶が一同に会するというのは」 アンリエッタが呟いた。 白地に百合の描かれたトリステイン国旗を掲げる多数の軍艦、その中でも一際壮麗にして巨大なフネ、旗艦『メルカトール』。 そのブリッジに、今女王としてアンリエッタは立っていた。 「ガリアとロマリアの先遣隊も続々合流しております。本隊も合流するとなれば、この倍にも膨れあがりましょう」 脇に控えたマザリーニの言葉。 「分かりました……先発している地上軍の様子はどうですか?」 続けてアンリエッタはもう片方に控えていた軍服の軍人に顔を向けて、その軍人――将軍ポワ・チエが答えた。 「はっ。先頃対空施設への攻撃を開始したとの報告が入ったところです。我々が到着する頃には制圧している頃かと思われます」 「……そうですか、兵達の士気はどうですか?」 「そちらも万端、何の問題もありません。我が軍の兵士達は皆、女王陛下の元で戦えることに気を漲らせています。このたびの戦、必ずや我々の勝利に終わるでしょう」 「わかりました……」 その発言に、アンリエッタは心中にて思う。 (やはり、ポワ・チエ将軍は無能ではありません……が、有能でもありませんね) 彼が言ったような生やさしい戦いではないことを、アンリエッタは予感していた。 「そうなると、やはり最大の懸念事項が気になりますね……」 「……懸念、ですか?」 「ガリアとロマリアです」 (……若い人材の育成と確保は、我が国の今後の重要課題事項となるでしょうね) アンリエッタの言葉通り、ガリア軍は万全の体制とは呼びがたい状態にあった。 ガリアは虎の子の両用艦隊を今回の戦に駆りだしている。 しかし、その士気は低い。 その理由を記すにはまず背景となっている事情を知らねばならない。 元々、近年のガリアは王であるジョゼフに従う勢力王党派と、それに反発する謀殺された弟シャルルこそが王に相応しかったとするオルレアン公派との間で、軋轢が広がっていた。 表だっての内戦にこそ発展していなかったものの、それは宮廷内部だけではなく地方領主にまで及んでいた。 何かの契機があれば王家がひっくり返る、そう言う瀬戸際にまで、王家とりまく情勢不安は拡大していたのである。 加えて、王宮は先王ジョゼフの浪費のためにひっ迫した財政状態にあり、そのツケが民衆に跳ね返ってきていたことで、貴族の間だけではなく、平民達の間でも国王に不満を持つ者がほとんどという有様であった。 このような状態で、先王ジョゼフの娘として即位したイザベラへの風当たりも相当に強いものであった。 更に悪いことに、イザベラ自身もあまり評判の良くない王女であったこともこれに拍車をかけた。 特に、隣国トリステインの王女アンリエッタとの比較は彼女の評判を大いに貶める原因の一つとなっていた。 その後、先王ジョゼフの謀殺された弟、その忘れ形見である一人娘のシャルロットを身内として遇し、オルレアン公爵家の名誉を回復し、彼女を新設した近衛騎士団の騎士団長に任命したことで、多少風向きも変わった。 変わったが、それだけである。 それまでの不信を拭い去るほどのものではない。 シャルロットを側に置いたのは、狡知に長けたイザベラの人気取りと取る見方も強く、 特に強硬な反王党派貴族の間では、弱みを握られたか魔法で心を操られたシャルロットが、イザベラに無理矢理に従わされているのだという流言が流布し、イザベラを打倒してシャルロットを王にせよと声高に叫ばれるほどであった。 このような内政不安を抱えた情勢で、イザベラが国外へ動かせる兵士の数にはやはり限界がある。 頼みの綱は諸侯の提供する兵力であったが、これも拒否する者が現れる始末。 特に先王ジョゼフに領地を没収されて、かねてから不満を募らせていた貴族は断固としてこれを拒否、無理強いをすれば内戦に発達しかねないという体たらく。 士気が低い理由は他にもある。 ガリア王国はこの戦が始まった当初、アルビオン神聖共和国と軍事同盟を締結し、トリステイン王国・ゲルマニア帝国に敵対して宣戦布告まで行い、一度は矛まで交えた。 それが短期間の間に翻され、敵であったはずのトリステインと同盟を結んで、アルビオンを裏切ったのである。 これに対して『大義はどこにあるのか』という疑問が末端の兵士の間で拡大し、それが全体に普及するのにそう時間はかからなかった。 結果、両用艦隊を中心として数の上こそ一万以上の兵力が揃えられはしたが、その士気は著しく低いものとなっていた。 両用艦隊の旗艦、アルビオンの超大型艦『レキシントン』が沈んだ今となってはハルケギニア最大のフネである『シャルル・オルレアン』の甲板の上で、イザベラは向かい風を浴びながら、腕を組んでまっすぐに先を見つめていた。 目線の先には、帝都ウィンドボナがあるはずだった。 既にゲルマニア領空に入ってから一日近くが経過している。トリステイン軍と合流する手はずとなっているウィンドボナ南西の空域は近い。 「本当に、付いてきて良かったのか?」 イザベラは、そう背後に居るはずの少女に声を掛けた。 「……いいの」 言葉を返したのは、マントを羽織り、肩にオルレアン公を示す紋章が刺繍されている学生服風の制服を着ている少女。 タバサことオルレアン公爵家当主、シャルロットであった。 「トリステインに母上を残してきているんだろう? そっちについていた方がいいんじゃないのか?」 その言葉にシャルロットは首をふるふると横に振ると、続けて言った。 「……こっちの方が、心配」 心配、あの人形娘が心配である。 その変化に、イザベラはくつくつと笑いをこぼした。 「はんっ、お前に心配されるほどあたしは耄碌しちゃぁいないよ。私はお前の力なんかこれっぽっちも必要としちゃいないんだよ。だからさっさとどことなりでも好きに行くといいさ」 それでも、ポーズは崩さない。 自分と従姉妹の、そんな関係もわりかし気に入っているのだ。 「素直じゃない」 「その方が格好良いだろ?」 そう言うと彼女は前を見たままニヤリと笑った。 さて、ガリアは兎も角、トリステインがそれだけの大軍をこの戦に動員できたことには訳がある。 通常、敵国領土内に軍を派遣する侵略戦争の場合、周辺諸国に隙を見せないために、ある程度の防衛戦力を国内に残すのが普通である。 これは、その戦略上の基本を無視したからこその大軍であった。 防衛最低限の兵力すらも攻撃に割り当てる。なりふり構わぬ捨て身の攻撃。 それが、参謀達が提案し、アンリエッタが承認した秘策であった 宗教庁から『聖戦』こそ引き出すことこそできなかったが、連合軍にロマリアを引き込んだから今だから成り立つ戦略である。 宗教庁が事実上認めた戦争で、同盟国を背後から攻撃するなど、ロマリアにもガリアにもできはしない、少なくともアンリエッタはそう思っていた。 事実、内部に情勢不安を抱えるガリアにはその余力は無かったし、宗教庁を実体上の長としているロマリアは、面子にかけてそのような真似はできなかった。 だが、それでトリステインを攻撃可能な国が無くなったわけではない。 地理上、トリステインに隣接している国はガリア、ロマリアと、もう一国あるのだ。 ゲルマニアである。 大きな音を立てて門が破られる。 トリステインを東西に走る街道の街セダンに、敵が雪崩れ込んでいた。 攻撃を仕掛けたつもりで、その実仕掛けられていた。 強烈なカウンターアタック。 アンリエッタの誤算、それはアルビオンの速すぎる『足』であった。 『あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ』 『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー」 『お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛』 甲冑を身につけた腐った死体達が、街の中を全力疾走していた。 その行軍速度は常軌を逸している。 武装した不死者の大軍、それが、疲れを知らぬことを良いことに、整備された街道を恐ろしい早さで移動しているのだ。 この勢いなら途中にあるいくつかの都市を踏みつぶして街道を踏破し、一両日中には首都トリスタニアまでたどり着いてしまうだろう。 その様はゾンビと聞いて緩慢な動作しか出来ないと思い込んでいる人間にとっては、驚愕以外の何者でもない。 だが、幸いにしてそれを前にして卒倒するような人間は一人もいなかった。 いや、街道の街セダンには、人っ子一人残っていなかった。 アンリエッタの誤算、それすらも読んで手を打っていた者が一人いたのだ。 ウルザである。 ウルザは街の全ての住人を、呪文を使って強制的に避難させ、そこの一つの秘策を施した。 その策の要となる人物が街の中心部、高い尖塔の上から地上を見下ろしていた。 「なんてことだ……」 彼は、手足をちぎれるほどに振って、腐汁をまき散らしながら駆け込んでくる完全武装の不乱死体を目にして絶句した。 はげ上がった頭、手には彼がメイジ出あることを示す杖、そしてローブを纏っている。 彼は眼下で起こっている、決壊した川のように死体が雪崩れ込んでくる光景を前に、立ちすくんでいた。 学院の教師、コルベールであった。 その姿はやつれ、疲れた印象を受ける。 いや、事実、彼は全てに疲れ果てていた。 驚きに開いていた目を閉じる。 頬に冷たい風が当たる。その冷気がひんやりと心地よい。 不安にざわめく心を宥めてくれる。 「行き着く場所がこんなところなら、悪くはないのかもしれません……」 暗い過去に思いを馳せながら、そう呟いた。 ジャン・コルベールという人間の半生は、苦悩と共にあった。 タングルテールにあった村を焼いたあの日から、コルベールは常に後悔の炎にその身を焦がし続けてきた。 もしも誰かがそのことを責めてくれたなら、彼の気持ちも多少楽になったのかも知れない。 しかし、幸か不幸か、二十年間彼を弾劾する者は現れなかった。 その間、コルベールは償いとして自分にできる精一杯を尽くしてきたつもりだった。 希望ある若者達に道を示し、破壊と悲しみしか産まぬ火の力を、人々のために役立てる方法は無いかと探ってきた。 全ては償いのためだった。 だが、それこそが相対の連鎖の始まり。 罪の意識に駆られて、代償行為としての贖罪を行う。 しかし加害者としての記憶は、癒えることのない罪の傷跡となり、新たな罪の意識を生み出していく。結果として終わることのない連鎖が生まれてしまう。 罪を償っても償っても、自分が自身を許せはしない。 永久に終わることのない無限贖罪、それが彼を苦しめているものの正体。 彼が強い、あるいは弱い人間だったならば、円環を形成する前に、忘れてしまえたかも知れない。 しかし、コルベールは強くもなければ弱くもない、ただの凡人だった。 彼がここでウルザに頼まれたのは、王都へと迫る脅威の足止めだった。 つまり、今、街を蹂躙している者達を、コルベール一人で止めねばならない。 軍隊相手に、たった一人で足止めを行うなど、聞いたこともない。 しかし、心当たりが無いわけでもない。 結局コルベールは、その頼みを断らなかった。 契機はこれまでいくつもあった。 復讐に取り付かれた狂人、ウルザの姿――自分には想像もつかないような長い時間を、復讐に執着して生きてきた狂人の姿は、彼に復讐と贖罪の違いはあれど、その行いに終わりがないことを告げていた。 道徳の守護者、教皇の言葉――悔いながら、死ぬまで贖罪に全てを捧げ尽くせという、彼の未来を絶つ言葉。 それらは一つの理由にしか過ぎない。だが、彼の選択の後押しをするものとなった。 コルベールは杖を床に置き、足下に置いてあった革袋から、金属の光沢を放つ一組の籠手を取り出した。 そしてゆっくりとそれを手にはめる。杖を取る。 準備は整った。 さあ、終わらせよう、何もかもを。 「ウル・カーノ・ジュラ・イル……」 基本は発火。 それを複合的かつ持続的に掛け合わせてルーンを構成、イメージを形にしていく。 両手につけたグローブのような籠手が、精神力を増幅し、より明確にイメージを現実にしていく。 本来では扱えぬであろう秘奥の境地まで、コルベールを導く。 「ウル・カーノ……」 胸の前で一度手を組み、それから徐々にそこを放していく。 放した両手の間、その何も無い空間を目標に精神を集中させる。 するとそこに小さく光が灯った。 「ウル・カーノ……」 イメージするのは、細かく小さな粒の加速、加速、加速。 呪文を重ねがけするたびに、光の勢いが増していく。 そこで起きているのは、基本の応用、ようは発火の魔法と同じことである。 ただし、本来のそれとは質と規模が違う。 精密精緻。コンマの誤差も許されない呪文操作によって、目的とする空間の温度だけを加熱していく。 「ウル・カーノ……」 最強の系統は何か? そう問われて、メイジならば大体は己の系統を答えるだろう。 コルベールもそう、彼の場合は火だと思っている。 彼の場合、それは何も自信や慢心からそう思っているのではない。 理論や経験でもって、火であると確信を持ってそう答えるものである。 風は偏在し、水は蘇生させ、土はどんなものであっても形作るであろう。 だが、火はそれらとは根本的に次元が違う。 「ウル・カーノ……」 火は、何もかもを焼き尽くす。 それは術者ですらも、例外なく。 「ウル・カーノ・ニエル・ゲーボ」 コルベールの絶望を乗せて呪文は完成し、 『オビリスレイト』 世界は赤い炎に包まれた。 「……嗚呼、神よ……」 最初に気がついた男、行商人の呟き。 セダンの街から十リーグ離れた山中を歩いていた彼は、世界が壊れたような音と衝撃で異変に気がついた。 何を起きたのかを確認するためにその方角を見たとき、彼は生涯に渡って忘れられぬ光景を目にすることとなった。 空がオレンジに染まっている。 地上から天へと、見たこともないような形の巨大な雲が伸びている。 それはまるで大きな笠を持ったきのこのような形をしていた。 何が何だか分からない。だが、恐ろしく冒涜的な光景であることは確信できた。 『きっと地の底から、地獄がこの世に顔を出したに違いない』 そう思った男は、その場に膝を突いて体を震わせながら神に祈りを捧げたと後に語っている。 その日から、地図の上で、一つの街が抹消されることになる。 戦いの始まりだ! 女王を称える、ときの声をあげろ! ――トリステインの兵士 戻る マジシャン ザ ルイズ 進む